- 依頼者の属性:
- 60代
- 男性
- 相手の属性:
- 60代
- 女性
- 受任内容:
- 離婚訴訟
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
依頼前 | 相手方は離婚協議自体拒否 調停にも対応せず |
→ | 終了時 | 離婚成立 |
事案の概要
長期別居状態にあるご夫婦の事案です。相手方は頑なに離婚を拒否し、近年は話し合い自体を拒否し、調停にも対応しなくなっていました。
話し合いによる解決は困難と判断し、早期段階での訴訟提起による解決を志向した事案です。
弁護方針・弁護士対応
ご依頼者様は、ご自身で複数回に亘って調停手続を申し立てていました。しかしながら、直近の調停手続には、相手方は出席すらしないという状態で、不成立とされていました。
相手方が対応するかどうか、という問題とするよりも、もはや裁判離婚を求めるほうが早期解決に資すると判断し、早急に訴状を完成させ、離婚訴訟を提起しました。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
相手方からは、こちらの請求棄却を求める内容の答弁書が提出されましたが、具体的な反論等は付されていないことや、従前の調停への対応等を踏まえた上で、早期判決を求める方向で、進行意見を述べています。
その結果、調停に代わる審判として発出→異義を出された場合は判決との方向での対応を得ることとなり、これまで何十年も解決しなかった離婚問題が、ご相談から5か月足らずでの離婚成立を実現と言う形で決着させることに成功しています。
- 依頼者の属性:
- 50代
- 男性
- 正社員
- 子供あり
- 相手の属性:
- 50代
- 女性
- 正社員
- 受任内容:
- 離婚(財産分与、慰謝料、婚姻費用、養育費)
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
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依頼前 | 婚姻費用3万円 財産分与620万円 慰謝料100万円 |
→ | 終了時 | 全て一体として 解決金110万円 |
事案の概要
依頼者は相手方である妻、大学生の息子、社会人の娘と4人で暮らしていました。
相手方が突如家族を置いて家を出て、離婚と婚姻費用・養育費の支払い、モラハラについての慰謝料の支払いを求めて来ました。
依頼者は、相手方が突然家族を置いて家を出たにもかかわらず婚姻費用・養育費を請求してきたことに困惑されていました。
また、離婚となることや、財産分与をするのは仕方ないと考えつつも、相手方から過剰な請求がされることは無いようにしたいとのお考えでした。
弁護方針・弁護士対応
本件の主たる争点は、婚姻費用・養育費、財産分与、依頼者のモラハラの有無でした。
婚姻費用については、双方の収入状況や、子2人は依頼者と一緒に暮らしていること、うち娘は既に就職していることなどの事情から、支払うべき婚姻費用額は小さく、離婚後はむしろ相手方が養育費を支払うべきであることを主張していきました。
財産分与については、依頼者名義の不動産については依頼者の援助を受けて購入されたものであることや、ローンの支払い状況、不動産価格の調査結果をなどから財産分与の対象とすべき不動産の価格はごくわずかであることを主張しました。
また、退職金の分与方法についても、裁判例をもとに、適切妥当な方法を主張していきました。
モラハラについては、依頼者は相手方が癌を患った際に献身的に支えてきたこと、癌を患う前後から夫婦間の諍いが起こるようになったことを指摘し、依頼者がモラハラをしたわけではないことを主張していきました。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
最終的には、依頼者から相手方に対して110万円を一括して支払い、養育費などの支払いは双方しないということで調停が成立しました。
証拠の収集や裁判例の調査を適切に行い、相手方からの財産分与や慰謝料の過剰請求をほぼ完璧に防ぎ切った形となりました。
- 後遺障害等級:
- 14級9号
- 被害者の状況:
- 外傷性頸部症候群
- 頚椎捻挫
- 争点:
- 賠償金額(慰謝料等の額)
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
賠償金 | 提示前 | → | 約226万円 | 適正な賠償額を獲得 |
交通事故事件の概要
事故態様は赤信号停車中の被追突事故、ご依頼者様の車両修理費は約22万円です。
ご依頼者様は男性の給与所得者ですが、本件事故による休業は0日でした。
なお、本件は事故から約1カ月後(治療継続中)のご依頼であり、相手方保険会社からの金額提示や、後遺障害等級認定申請前の事案であるため、増額幅等を記載できない点はご容赦ください。
福岡法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果
ご依頼者様は、事故から約6ヶ月で症状固定とされました。筋力低下や左右の握力差等の指摘もあり、ジャクソンテスト・スパーリングテストとも陽性でした。これら事情等を基に、弊所にて後遺障害等級認定申請を行った結果、頚部痛等ご依頼者様に残存する症状に対し、「後遺障害等級別表第二第14級9号」が認定されました。
同等級認定を前提に相手方保険会社に対し損害賠償請求を行い、さらに交渉を行った結果、約226万円の賠償金を獲得するに至った事案です。これは自賠責保険からの75万円を併せると、300万円を超える賠償金を獲得することに成功したものです。
本件が休業0日の事案であることに鑑みますと、高水準の賠償金を獲得することに成功した事案と言えるでしょう。
- 後遺障害等級:
- 12級
- 被害者の状況:
- 下肢骨折後の疼痛
- 争点:
- 過失割合
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
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賠償金 | 約190万 | → | 約530万 | 約340万円の増額 |
過失割合 | 15:85 ご依頼者様:相手方 |
→ | 10対90 ご依頼者様:相手方 |
有利になるよう修正 |
交通事故事件の概要
ご依頼者様は70代の男性で、道路上の工事現場で警備中に、車両に衝突される事故に遭われました。骨折後の疼痛等について後遺障害12級が認定され、相手方保険会社より提示された賠償案が妥当かどうかご相談に見えました。
福岡法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果
相手方保険会社からは、約190万円の示談金が提示されていましたが、慰謝料及び逸失利益が裁判基準に比べてかなり低額なうえ、ご依頼者様の過失が15%とされていました。この点、ご依頼者様は、当法人の前に複数の弁護士に相談されたそうですが、慰謝料や逸失利益の増額の見込みについては説明を受けたものの、過失割合については特に助言されなかったとのことでした。
しかし、ご依頼者様は、相手方保険会社から15%という過失割合の根拠について説明されておらず、事故状況を十分把握されていなかったことから、15%という過失割合が妥当かどうか、疑問がありました。
そのため、当法人にご依頼いただいた場合、まずは実況見分調書を入手して事故状況を確認する方針を取りたいので、単なる損害項目の増額交渉より少し時間がかかる見込みをご説明したところ、ご検討くださった結果、当法人に依頼してくださいました。
受任後、速やかに刑事記録を取り寄せたところ、事故は相手方の過失が極めて大きいもので、ご依頼者様に15%の過失がつくのは不当と考えられました。そのため、慰謝料や逸失利益を裁判基準で算定し、かつ、無過失主張で示談交渉を行いました。
交渉の結果、相手方としては、無過失を認めることはどうしても困難ということで、交渉では無過失とはできなかったものの、過失割合は10%に修正され、裁判基準満額の慰謝料と逸失利益が認められて、約340万円の増額となりました。
過失割合自体の修正は大きくありませんでしたが、適正な過失割合を主張したことが慰謝料、逸失利益の増額につながった事案でした。
- 依頼者の属性:
- 会社員
- 相手の属性:
- 会社員
- 受任内容:
- 財産分与の減額
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
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初回請求額 | 約1500万円 | → | 終了時 | 約900万円 |
事案の概要
奥様と離婚するにあたり、財産を全て折半することを求められておられたところ、納得がいかないとご相談に来られました。事情を伺うと約10年間に渡り総額1000万円程度の生前贈与を祖父母から受けておられたようで、預貯金がそれなりにあると思っていたにもかかわらず、預貯金や保険などの金融資産が数百万程しか残されていなかったそうです。
不動産を含めると夫婦共有財産が3000万程にはなるものの、不動産価格の上昇による利益がほとんどであって、生前贈与分を考慮せずに不動産売却益を折半することになるのが納得いかないということでした。
既に調停を申立てられていたため、調停から代理人をさせていただきました。
弁護方針・弁護士対応
相続や生前贈与で得た財産は、夫婦の協力により形成されたものではないため、贈与を受けた人の特有財産として、いわゆる夫婦共有財産とは考えません。
ただ、お金や預貯金は、それが贈与でもらった利益がそのまま保存されているかどうかわからない場合も少なくありません。よくあるのが、生活費口座に生前贈与のお金を振り込んでもらい、その後も生活費口座として入出金が繰り返されたような場合です。1000万円の贈与を受けた口座の残高が1000万円であった場合、その1000万円は生前贈与金なのでしょうか。それとも、生前贈与で受け取ったお金は支払いに使い、給与などの収入が残っているのでしょうか。これが分からないのです。
本件でも、この点が奥様側から指摘されて、裁判所もこれを指示する論調で調停が進んでいましたので、とにかく、生前贈与で受けた利益が形を変えて残っていることを主張し、せめて生前贈与の50%程度は特有財産となることを目指す方針としました。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
細かく取引履歴を見ていくと、生前贈与が入金されて間もなく住宅ローンの頭金が支払われたり、保険の一括払いがされていたことから、生前贈与金をもって支払いがされていることなどお金の流れを示しつつ、理論的ではないものの、多額の生前贈与を義祖父母から受けておいて、そのことを考慮せずに財産分与を請求するというのは道義的にどうなのかなどと主張したところ、生前贈与の50%程度を特有財産と扱った財産分与となりました。
- 争点:
- 過失割合
- 時価額
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
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過失割合 | ご依頼者様 50% |
→ | ご依頼者様 30% |
有利になるよう修正 |
交通事故事件の概要
ご依頼者様が駐車場の通路部分を直進していたところ、駐車枠から発進してきた車両と接触した事故で、相手からは駐車場内の事故はお互い様だという理由で過失50%を提示されておられて、これが正しいのかどうかご相談いただのが最初でした。
通路進行車両と駐車枠から発進してきた車両の過失割合は、基本的に30%:70%ですから、お相手が感情的に無茶な主張に固執している可能性が高い事案でした。
その他、事情を伺っていると、ご依頼者様の車両がいわゆる旧車などと呼ばれ、中古市場も高値がついている車両であったため、時価額が争いになるなと予想されました。
福岡法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果
過失については、通路進行車両の基本過失割合が30%であることは保険会社も理解しているところ、どうも相手本人が納得していなくて無茶主張となっていたようです。
弁護士が介入したことで保険会社もご契約者を説得しやすくなったのだと思われますが、すぐに過失割合についてはご依頼者様の過失30%で了承されました。
問題は、時価額です。修理費用は100万円近くかかっており、他方、新車価格400万弱の車両のため、保険会社からは新車価格の10%相当額40万円が時価額であると主張されました。実際にカーセンサーなどで中古車価格を調べると90万円前後で取引されていたので、ウェブサイトの検索結果をもとに 保険会社と時価額を協議した結果、経済的全損ではなく修理費用の賠償となりました。
本件のように、相手から無茶な主張を受けている場合には、弁護士が介入することで、短期間で合理的な解決に至ることも少なくありません。
- 後遺障害等級:
- 14級9号
- 被害者の状況:
- 頚部の疼痛等の神経症状
- 争点:
- 後遺障害等級の認定
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
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賠償金 | 提示前 | → | 約270万円 | 適正な賠償額を獲得 |
後遺障害等級 | 認定前 | → | 14級9号 | 認定をサポート |
交通事故事件の概要
追突事故に遭われて治療中にご相談をいただいたのですが、車が大きく破損する追突事故であったことから、主に頚部に強く痛みが生じており、40代後半という年齢を考えると治療は長くかかることが見込まれました。ところが、保険会社から4か月目で治療費の打ち切りを打診されておられて、今後、どうしたらいいのかと不安になられてのご相談でした。
福岡法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果
保険会社は、追突事故によるいわゆるむち打ち症状の場合、おおよそ事故から3~5か月程度で治療費を打ち切ってくることが多くなっている印象です。軽微な追突事故であれば別ですが、大きく車両を損傷させる追突事故でも同じような印象があり、どういった事故だったのか全く見ていないのではないかと思ってしまうことも少なくありません。本件もまさにそういった事案でした。
代理人として保険会社と交渉したものの、保険会社は数週間の治療期間の延長は応じましたが、結局事故から5か月まででした。そこで、ご依頼者様には自費にはなるものの健康保険を利用して通院を続けてもらいました。後遺障害診断書の作成を主治医へお願いし後遺障害認定申請を行った結果、無事に14級9号が認定され、自賠責保険金を除いて約270万円の賠償金を受け取ることができました。
後遺障害等級の認定において、他覚的所見が乏しい事案では通院期間が重要となります。今回も、保険会社の打ち切りにあっても諦めずに自費を覚悟で通院していただけたことで、適正な賠償を受けることができたと思います。
- 争点:
- 物損の金額
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
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賠償金 | 0円 | → | 30万円 | 約30万円の増額 |
過失割合 | 50:50 | → | 0:100 | より有利になるよう修正 |
交通事故事件の概要
本件は、住宅街での自動車のすれ違い時に接触した事故になります。すれ違い時の事故は揉めやすく、最終的に過失割合を50:50とされたり、自損自弁(自車の修理費をそれぞれが出す)で解決されることが少なくありません。
これは、すれ違い時には双方の車が少しずつ動いていることが多く、仮に停止していても直前停止として処理されてしまうことが多いことや、ぶつけてしまった側からも、すれ違い時に相手方が適切に停車していればぶつからなかったので、相手方も悪いと感情的になりやすいからではないかと思います。
ただ、昨今はドライブレコーダで事故状況について、事故前の状況から分かるようになり、過失割合についても十分に争えるようになりました。
福岡法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果
当職は、ご依頼者様からドライブレコーダーの提出を受けて、ご依頼者様の停止位置が適切なのか、衝突する次点からどれくらい前にすれ違いを警戒して停車していたのかを明らかにしました。
事故当時は、相手方がこちらの自動車がもっと端に寄れたはずだと主張していたのですが、こちらの自動車ができる限り端に寄っていたことや、相手方の自動車が事故現場より少し手前にすれ違いしやすい地形があり、相手方がそこで停止していれば、事故が生じなかったこと等、現場付近の地図やドライブレコーダーの映像からつぶさに主張・立証していきました。
その結果、相手方が0:100で解決もやむを得ないと翻意し、解決に至りました。
- 後遺障害等級:
- 14級
- 被害者の状況:
- 頚椎捻挫
- 腰椎捻挫
- 争点:
- 後遺障害等級認定の取得
- 賠償金額
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
賠償金 | 約60万円 | → | 約300万円 | 約240万円の増額 |
後遺障害等級 | 認定前 | → | 14級 | 認定をサポート |
交通事故事件の概要
ご依頼者様の車は横断歩道を渡る歩行者を待つために、横断歩道前で停止していたが、前方不注視の相手方に衝突され、怪我を負った事案。
福岡法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果
ご依頼者様は、事故により頚椎捻挫及び腰椎捻挫の怪我を負い、約半年間通院していました。
すると相手方保険会社から通院の打ち切りを打診され、示談金として休業損害と慰謝料を併せて約60万円程度の解決案が提示されました。
ご依頼者様は、インターネットで交通事故の慰謝料や損害賠償請求に関する記事を読んでいたため、後遺障害認定は弁護士に任せたいという意向があり、依頼されました。
作成された後遺障害診断書について、ALGの弁護士がチェックし説明や指導を行ったところ、ご依頼者様の希望通り後遺障害等級14級が獲得できました。
後遺障害等級14級を獲得できたことにより、慰謝料や後遺障害逸失利益が取得でき、さらに保険会社から提示されている慰謝料や休業損害についても増額することができました。
- 依頼者の属性:
- 40代
- 男性
- 相手の属性:
- フィリピン人
- 女性
- 受任内容:
- 離婚裁判
事案の概要
20年ほど前にフィリピン人女性と結婚し子供ももうけていたが、結婚して1年程して、フィリピンに帰ると言って出国したまま音信不通になる。相談者は結婚を考えている女性がいるため、行方不明のフィリピン人女性と離婚を希望している。フィリピンでも婚姻を行っているとのことであり、フィリピンでの離婚手続きをするためにも日本での離婚の判決文が必要なため相談に来られました。
弁護方針・弁護士対応
裁判で離婚判決を獲得する必要があるが、裁判をするためには管轄があり、原則相手方の住所地等により裁判を行う必要がある。
また、送達も必要になるため、相手方の所在地が分かるのであれば、手続きを踏まなければならなかった。
相手方の所在が一切分からないことを裁判所に証明するため、ご依頼者様が把握していた携帯電話の番号に電話をかけ不通なのを確認したり、過去に住んでいた住所地に居住していないことを確認し、記録に残し裁判所に提出した。
また、入管の記録を弁護士会紹介により取り寄せ、相手方がフィリピンに出国後、日本に帰ってきていない記録を入手した。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
裁判所と必要資料について協議しながらも、訴訟提起後半年程で離婚判決がでたため、ご依頼者様は無事離婚することができました。