事実と異なる点を明らかにし、慰謝料無しで離婚が成立した事例

離婚問題

事実と異なる点を明らかにし、慰謝料無しで離婚が成立した事例

依頼者の属性
会社員
相手の属性
兼業主婦
受任内容
離婚
慰謝料当
弁護士法人ALGに依頼した結果
慰謝料 0円

事案の概要

妻から不貞、浪費、暴力、暴言を理由に離婚を求められている事案でした。
依頼者であるご主人は、全く事実と異なることが並べられている状況に憤慨と諦めが混在するようなご様子で相談に来られました。離婚調停からご依頼を受けさせていただいたのですが、あまりにも言い分に違いがあり、離婚調停は不成立となり離婚訴訟となりました。

弁護方針・弁護士対応

妻側からは、定番の証拠ともいえる警察へ相談したDV相談票や友人親族の陳述書が提出されてきました。そのほか、自白したと読めるようなご主人の自認書に類する物も提出されてきました。裁判所からの和解提案も妻側が要望を譲らず、尋問、判決へと進みました。

弁護士法人ALG&Associates

福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

尋問では、妻側が言っていることと整合しない事実がいくつか明らかになり、無事に慰謝料なく離婚となりました。
本件では、妻側の主張を簡単に覆せるような客観的証拠がこちらには乏しく、尋問によって妻側のおかしな部分が明らかになったのでよかったのですが、いつもうまくいくものではありません。

子供のことや仲直りしたい一心で、事実かどうかは別として、相手の言い分を全て認めて、とにかく謝罪するという時もあると思います。事実と違うことを認めることは避けておくべきですが、とにかく謝罪することでうまくいく家庭もあるでしょう。なかなか難しい問題ではありますが、不利な証拠に使われかねないということは覚えておいてください。

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