- 依頼者の属性:
- 会社員
- 相手の属性:
- 会社員
- 受任内容:
- 不貞慰謝料請求
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
初回請求額:200万円 | → | 初回請求額:0円 |
事案の概要
不貞相手の婚約者から慰謝料請求を受けておられていた事案でした。婚約者がいた女性と交際していたことは認めているものの、婚約が破棄されたあとの交際であったため、何ら婚約者の利益は侵害しておられなかったので、請求に応じなかったところ、相手から訴訟提起されてしまい、訴訟での争いとなりました。
弁護方針・弁護士対応
婚約していたことや交際自体に争いはないため、婚約が破棄された後の交際なのか否かが争点となります。時系列を詳細に何度も伺ってみたところ、一旦、婚約が破棄されたのち、改めて結婚に向けて準備が進められており、再度婚約が成立したのか否かが争点になると予想されました。
残念ながら、婚約に関する証拠は、ご依頼者の手元には一切なく、原告に対する尋問勝負とならざるを得ませんでした。結婚に向けた二人のLINE上のやりとりが証拠提出されており、尋問が終わるまでは、裁判所も、慰謝料を幾らか支払わないといけないという心証を開示していたので、正直、厳しい状況だと感じていました。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
尋問では、原告から細かく時系列に沿って婚約関係について話を聞いていくこととしました。そうすると、婚約が破棄された原因が、原告にあることが浮き彫りになり、原告が婚約相手をやり直しを求めていたに過ぎないと解釈することもできるということが分かってきました。
結果、尋問後は裁判所の心証が正反対となり、慰謝料の請求は難しいだろうという心証に変わりました。とはいうものの、判決になればどうなるかわかりませんので、判決を見るまではご依頼者も不安だったと思います。判決は全部棄却でした。
尋問で裁判所の心証が変わることは多くはないと言われていますが、ご依頼者の方には信じて諦めずに闘っていただけたと思います。
- 依頼者の属性:
- 30代
- 会社員
- 男性
- 子どもが多数
- 相手の属性:
- 30代
- 女性
- 受任内容:
- 不貞慰謝料について
弁護士法人ALGに依頼した結果 | |
---|---|
慰謝料 | 250万円 |
事案の概要
依頼者様は、不貞を行った相手方との間で、相手方が親権者となることは争わず、離婚を行いたいというご意向でした。
相手方が不貞を行ったことは明白であり、相手方もそのことを認めているという状態で、離婚に際し、慰謝料の請求を行いました。
相手方が専業主婦であり、夫婦の共有財産も多くなかったため、支払いをどうやって行わせるのかという問題がありました。
弁護方針・弁護士対応
相手方が慰謝料について、支払える状況にない(お金がない)という対応を行い、低額な提案を行ってきました。当方としては、不貞が明白であり、どれだけ相手方が不誠実な対応を行ったか、反対に依頼者様がどれだけ相手方や子どもたちを大切にしてきたのかを主張しました。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
相手方の不誠実性や依頼者様の誠実性を相手方のブログ等の証拠もつけて主張を行ったことで、調停委員は、相手方がある程度の大きな金額の支払いを約束しなければ、調停による解決はできないと考えたようでした。調停委員が、当方の希望する金額に近づかせた金額で解決を図ろうという姿勢で調停を進めたことで、最終的に、分割とはなりましたが、依頼者様が納得される慰謝料額での合意を行うことができました。
- 依頼者の属性:
- 30~40代男性
- 相手の属性:
- 30~40代女性
- 受任内容:
- 離婚
- 親権
- 不貞慰謝料請求
- 財産分与等
弁護士法人ALGに依頼した結果 | |||
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Before&After | 離婚を切り出してもいない段階 | → | 離婚成立、親権獲得、 相手方がこちらに養育費を支払う、 自宅不動産や学資保険はこちらが取得etc. |
事案の概要
本件は、相手方の浮気を察知したご依頼者様が、離婚を決意されたという事案です。ご相談の時点では事実を突きつけてもいないし、離婚の話し合いもしていないという状態でしたが、これからどのように話し合いを進めるべきか、どこまでの証拠を確保するべきか等に悩んでおられました。中学生のお子様の親権についても心配しておられたので、まだ同居中でしたが、相手の出方に応じて交渉か調停等の手続に意向するかを判断するとの方針で、代理人として介入した事案です。
弁護方針・弁護士対応
不貞の証拠が確保されていたので、これを前提にまずはこちらの要望(離婚・親権、養育費、財産分与等)を書面で伝えることにしました。これを受けて相手方は自ら家を出て別居を開始したものの、不貞の前から婚姻関係は破綻していたという主張を展開してきました。
双方の言い分の開きが大きいため、速やかに調停を申し立て、以降は裁判所を通じた話し合いを行いました。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
離婚については、双方特に争いはなかったものの、慰謝料という点は真向から対立することになりました。
親権については、調査官の不当な誘導もあって、意見書ではどっちつかずの内容が記載されていたのですが、当職が直接お子様と面談し、その真意を聴取した上で、調査官調査で受けたという誘導や、そのことに対する不安、不満などを書面にしました。
そのかいもあって、親権はこちらが取得する、相手方が養育費を払うという結果を獲得することに成功しました。
なお、慰謝料の点は、不貞相手に相当額の金銭支払いをさせる形で示談を成立させていますし、相手方に対しても、財産分与では自宅不動産や預金の他、学資保険をこちらが取得することとし、こちらの取り分を多くすることで実質的な解決を図っています。
親権の問題や調査官の当たりはずれ、慰謝料や財産分与の金銭的な評価や相手方の主張等、離婚の問題はご自身だけでは対応しきれない場面も多々生じうるものですので、弁護士への相談や依頼なども検討してみることをお勧めします。