- 依頼者の属性:
- 40代
- 男性
- 相手の属性:
- フィリピン人
- 女性
- 受任内容:
- 離婚裁判
事案の概要
20年ほど前にフィリピン人女性と結婚し子供ももうけていたが、結婚して1年程して、フィリピンに帰ると言って出国したまま音信不通になる。相談者は結婚を考えている女性がいるため、行方不明のフィリピン人女性と離婚を希望している。フィリピンでも婚姻を行っているとのことであり、フィリピンでの離婚手続きをするためにも日本での離婚の判決文が必要なため相談に来られました。
弁護方針・弁護士対応
裁判で離婚判決を獲得する必要があるが、裁判をするためには管轄があり、原則相手方の住所地等により裁判を行う必要がある。
また、送達も必要になるため、相手方の所在地が分かるのであれば、手続きを踏まなければならなかった。
相手方の所在が一切分からないことを裁判所に証明するため、ご依頼者様が把握していた携帯電話の番号に電話をかけ不通なのを確認したり、過去に住んでいた住所地に居住していないことを確認し、記録に残し裁判所に提出した。
また、入管の記録を弁護士会紹介により取り寄せ、相手方がフィリピンに出国後、日本に帰ってきていない記録を入手した。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
裁判所と必要資料について協議しながらも、訴訟提起後半年程で離婚判決がでたため、ご依頼者様は無事離婚することができました。
- 依頼者の属性:
- 57才
- 女性
- 事務職
- 成人済みの長男・長女
- 相手の属性:
- 57才
- 男性
- 会社員
- 受任内容:
- 離婚請求
事案の概要
婚姻歴30年ほどの夫婦。当方妻側。夫は単身赴任。休みの際に妻の家に帰っていた模様。
妻は数十年に及ぶモラハラに耐え兼ね、離婚を決意。離婚を申し出た後に引っ越し。
引っ越しをした2週間後に、悩みを夜通し男友達に聞いてもらうために、妻の自宅に泊めてしまう。夫はかなり粘着質。
探偵のような行動をとっており、男友達を自宅に泊めた際の写真がばっちり取られている。
妻は悩みを聞いてもらっていただけで肉体関係はないと主張。
男友達は幼馴染で、乾癬の持病持ちであることから、性的に不能であるという主張をしつつも、裁判所は不貞はあったという心証。また、財産分与額でも争いあり。
弁護方針・弁護士対応
上記事実関係のため、有責配偶者からの離婚請求という構成になり、不貞時に婚姻関係は破綻していたこと、夫の異常な行動等から離婚請求は信義則に反しないことなどを主張した。
また、財産分与につき、隠し財産があるかと思われたため、調査嘱託を行うという方針に。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
調停に代わる審判として、実質的に和解で解決。離婚原因は熾烈に争われたものの、離婚すること前提で解決。
分与額は裁判所の心証から3分の2ほど減額されたものの、クライアントが求めていた早期解決を実現することに成功。
- 依頼者の属性:
- 会社員
- 相手の属性:
- 兼業主婦
- 受任内容:
- 離婚
- 慰謝料当
弁護士法人ALGに依頼した結果 | |
---|---|
慰謝料 | 0円 |
事案の概要
妻から不貞、浪費、暴力、暴言を理由に離婚を求められている事案でした。
依頼者であるご主人は、全く事実と異なることが並べられている状況に憤慨と諦めが混在するようなご様子で相談に来られました。離婚調停からご依頼を受けさせていただいたのですが、あまりにも言い分に違いがあり、離婚調停は不成立となり離婚訴訟となりました。
弁護方針・弁護士対応
妻側からは、定番の証拠ともいえる警察へ相談したDV相談票や友人親族の陳述書が提出されてきました。そのほか、自白したと読めるようなご主人の自認書に類する物も提出されてきました。裁判所からの和解提案も妻側が要望を譲らず、尋問、判決へと進みました。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
尋問では、妻側が言っていることと整合しない事実がいくつか明らかになり、無事に慰謝料なく離婚となりました。
本件では、妻側の主張を簡単に覆せるような客観的証拠がこちらには乏しく、尋問によって妻側のおかしな部分が明らかになったのでよかったのですが、いつもうまくいくものではありません。
子供のことや仲直りしたい一心で、事実かどうかは別として、相手の言い分を全て認めて、とにかく謝罪するという時もあると思います。事実と違うことを認めることは避けておくべきですが、とにかく謝罪することでうまくいく家庭もあるでしょう。なかなか難しい問題ではありますが、不利な証拠に使われかねないということは覚えておいてください。
- 依頼者の属性:
- 30~40代
- 男性
- 相手の属性:
- 30~40代
- 女性
- 受任内容:
- 離婚訴訟
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
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Before&After | 相手方の所在不明、没交渉 | → | 離婚認容判決 |
事案の概要
ご依頼者様は、外国籍の女性と婚姻した後、長年に亘る別居・没交渉状態が継続していた方です。相手方は母国で生活していたのですが、相手方の現住所も不明という状態でした。そのため、離婚の話し合いをしようにも、その糸口すらないという状況でしたが、日本での離婚成立に向けて、依頼をお受けした事案です。
弁護方針・弁護士対応
話し合いをしようにも、相手方の所在すら不明という状況ですので、まずは婚姻時の書類等から、過去に相手方が居住していた住所を確認しました。その住所に向けて国際郵便を送付しましたが、反応はありませんでした。管轄・準拠法、相手方の本国法などの調査した上で、本邦にて離婚訴訟を提起しています。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
裁判所からの海外送達や、公示送達等でかなりの時間を要しましたが、結果としては無事に離婚を認容する判決を獲得することができました。渉外離婚訴訟の事案では、書類の翻訳等で実費負担を要しますが、それを踏まえても、相手方の行方が知れないという状況では訴訟の方が直截的という場合もありますので、最適な解決方法について、弁護士に一度ご相談してみることをお勧めいたします。
※日本国内での離婚手続のみ対応可能です。外国での離婚手続はお引き受けできかねますので、ご容赦ください。
- 依頼者の属性:
- 男性
- 30歳以上50歳未満
- 相手の属性:
- 女性
- 30歳以上50歳未満
- 受任内容:
- 離婚交渉
- 離婚調停
- 婚姻費用被請求調停
- 面会交流調停
- 離婚訴訟
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
離婚には断固応じない 自宅等のローンはこちらが負担し、相手方が居住 |
→ | 離婚成立、 自宅は相手がローンごと引き取り、 解決金として約900万円を獲得 |
事案の概要
ご依頼者様は、長年妻(相手方)からの攻撃的な言動に悩んでいた方です。日記の他、実際に相手方が送ってきたメール等も一定程度残されていましたし、心身ともに疲弊している様子が伺えました。別居を前提に、相手方との離婚等について代理人として交渉という形で介入したものです。
弁護方針・弁護士対応
相手方はモラハラの認識自体が乏しく、離婚についても全く応じるつもりがないという反応でした。話し合いで意見が変わるとは思えない状態であったこと、子供たちとの面会交流を行うにも、話し合いの場が別に設けられていないと、攻撃的な言動に萎縮してしまうことが予想されたことから、交渉から調停に方針を変更し、離婚調停と、面会交流の調停を申し立てました。
これに対し、相手方からも婚姻費用の請求にかかる調停が申し立てられました。
調停でも相手方は、離婚そのものに応じないとの姿勢を崩さなかったことから、さらに離婚訴訟に移行したという事案です。
福岡法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
婚姻費用の点は、双方の収入等を前提に、こちらが負担している住宅ローン等を考慮した金額に減額した内容の審判が下されました。
離婚訴訟では、別居期間は2年にもみたないという状況でしたが、相手方の攻撃的な言動に長年苦しめられてきたことを、資料を添えて丹念に立証し、本件の夫婦関係は破綻していることが明らかであることを主張しました。
その結果、有利な心証を引き出すことに成功し、裁判所からも離婚を前提にした和解協議が勧められ、頑なに離婚を拒否していた相手方も、最終的には離婚を受けざるを得ない状況となりました。
不動産や住宅ローンが絡むと、その処理は複雑になりがちですが、財産分与等の点についても、自宅不動産は相手方が住宅ローン等の債務ごと引き取り、その他預金等の分与や慰謝料の問題に対する解決金として、相手方がこちらに約900万円を支払うという内容で、訴訟上の和解が成立しています。
面会については、コロナウイルスの流行により、一定期間実施が見送られる形にはなりましたが、離婚成立までの間、任意の面会交流の一定程度実施され、離婚後は月に1度の宿泊付の面会交流や、長期休暇には別途宿泊付の面会交流を実施するというように、ある程度充実した内容の面会交流を獲得することにも成功しています。その他養育費や年金分割の問題等も解決しています。
以上のとおり、本件は頑なに離婚を拒否していた相手方から、相応の経済的利益や面会交流を獲得しつつ、無事に離婚を成立させることに成功した事案です。