- 争点:
- 過失割合
- 時価額
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
過失割合 | ご依頼者様 50% |
→ | ご依頼者様 30% |
有利になるよう修正 |
交通事故事件の概要
ご依頼者様が駐車場の通路部分を直進していたところ、駐車枠から発進してきた車両と接触した事故で、相手からは駐車場内の事故はお互い様だという理由で過失50%を提示されておられて、これが正しいのかどうかご相談いただのが最初でした。
通路進行車両と駐車枠から発進してきた車両の過失割合は、基本的に30%:70%ですから、お相手が感情的に無茶な主張に固執している可能性が高い事案でした。
その他、事情を伺っていると、ご依頼者様の車両がいわゆる旧車などと呼ばれ、中古市場も高値がついている車両であったため、時価額が争いになるなと予想されました。
福岡法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果
過失については、通路進行車両の基本過失割合が30%であることは保険会社も理解しているところ、どうも相手本人が納得していなくて無茶主張となっていたようです。
弁護士が介入したことで保険会社もご契約者を説得しやすくなったのだと思われますが、すぐに過失割合についてはご依頼者様の過失30%で了承されました。
問題は、時価額です。修理費用は100万円近くかかっており、他方、新車価格400万弱の車両のため、保険会社からは新車価格の10%相当額40万円が時価額であると主張されました。実際にカーセンサーなどで中古車価格を調べると90万円前後で取引されていたので、ウェブサイトの検索結果をもとに 保険会社と時価額を協議した結果、経済的全損ではなく修理費用の賠償となりました。
本件のように、相手から無茶な主張を受けている場合には、弁護士が介入することで、短期間で合理的な解決に至ることも少なくありません。