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交通事故後も頭痛が続く時は?

交通事故直後には何ともなった場合でも、数日後に予期せぬ症状が現れることがあります。また、頭痛の原因が神経系に起因しているのか、それとも脳の損傷に起因しているか等、一言に「頭痛」といっても、その原因は多岐に渡ります。そして、頭痛の原因が、脳の損傷に起因する場合、重篤な障害を招くおそれもあります。

交通事故後に頭痛が発症したら、すぐに病院に行きましょう

頭痛の原因が神経の損傷にあるのか、脳の損傷にあるのか等を判明させることが急務となります。

重篤なものでなければ、まずは整形外科を受診し、頭痛の原因が骨や神経系の異常に起因するものではないかの確認をしてください。もっとも、頭痛の原因が脳の損傷等、整形外科では判断できない場合には、神経内科や脳神経外科での受診も検討された方が良いです。

病院で受けたほうが良い検査

整形外科を受診した場合には、レントゲンや頭部CT、MRI等を行い、骨や神経系に異常がないかを確認する必要があります。頭痛の原因がいずれかである場合には、投薬やリハビリ等で治療していくことになります。

また、レントゲンやCT、MRI等で頭痛の原因が判明しない場合には、より専門的な診察が必要となります。神経内科や脳神経外科を受診し、頭痛の原因を解明していく必要があります。

なお、頭痛の原因が整形外科で判明しない場合、整形外科医に紹介状の作成を依頼し、より大きな総合病院を紹介してもらうという方法で頭痛の原因を解明していく方法もあります。

頭痛と関係のある後遺障害

頭痛が原因として引き起こされる後遺障害としては、①頸椎捻挫(むちうち)、②脳脊髄液減少症、③頭部外傷による脳の損傷などが考えられます。

なかでも一番多い症状である①頸椎捻挫(むちうち)の場合、症状の原因に医学的根拠が認められる場合には12級13号、医学的根拠があるとまでは言えなくとも交通事故の影響によるものと認められる場合には14級9号の後遺障害等級が認定されることがあります。

むちうち

むちうちは、医学的には頸椎捻挫等と診断されます。交通事故の場合、例えば、急に後ろから追突されると、その衝撃で頭部が前後に揺さぶられ、首を通っている神経を傷付けてしまいます。これを一般的には「むちうち」と言います。

脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症とは、頭蓋骨内部の硬膜の損傷により脳を守る髄液が減少し、頭蓋内圧が低下する等して引き起こされる症状のことをいいます。

この脳脊髄液減少症は、むちうちと症状が似ている場合があり、誤認してしまう可能性がありますので、注意が必要です。

頭部外傷

頭部外傷とは、頭に外からの力が加わることで頭蓋骨や脳の損傷等を来す症状のことをいいます。頭部外傷に起因する傷病としては、①脳震盪、②脳内出血、③脳挫傷などが考えられます。いずれも重篤な後遺症に発展する危険性があるため、早期の治療が必要となります。

また、頭部に直接的な外傷を負わなかったとしても、頭部を大きく揺らされたことによって意識障害があり発生することもあり、この場合には④びまん性軸索損傷を疑う必要があります。

頭痛がするというだけでは後遺障害等級認定はされない

後遺障害等級が認定されるためには、「頭痛がする」といった自覚症状のみでは足らず、頭痛の原因が医学的根拠からも伺えると診断される(他覚症状)必要があります。

そのためには、日頃から、主治医に自覚症状を正確に伝えるだけではなく、必要な検査等を行う必要があります。

交通事故後の頭痛でお悩みの方はご相談ください

頭痛を原因とする交通事故の示談交渉には、法的知識のみならず医学的知識も必要になってきます。また、医師にも内科や外科といった専門分野があるように、弁護士にも専門分野・得意分野があります。

そのため、交通事故に精通しており、尚且つ、医学的知識に長けた弁護士に依頼することが、満足のいく治療や示談金の獲得に繋がります。